サンフランシスコの飲茶

到着した日、ヴェライゾンに行ったら、現地職員の方が「サンフランシスコの飲茶」の宣伝があったという話をしてくれたのね。

ミスタードーナツが昔所ジョージを起用して、CMやってたんだって。

なぜか私は知らないのだけど。(ミスドも行ったことないし)

 

でもとにかくアメリカ在住の中国人が週末の飲茶に命かけているという話は大沼奈保子という人の本で知っていたの。

 

そして、私の母ミツコの実家の生業も実は紆余曲折の末、中華料理屋だったのよね。

だから、母は割と中華には一家言あったというか、餃子作るの上手かったし、麺の湯切りとか本格的だった。

横浜中華街も好き。

渡米する直前も桃源屯という店で、ひとりで生上海蟹食べたっけ。

tabelog.com

 

待ちに待った二度目の日曜日、先週はアメリカンステーキだったから、今度こそ飲茶を食べようと意気込む。

 

でも、ヤンシンとかDragon beauxみたいな有名店には行きたくないのよね、美味しいらしいのはわかっているんだけど。

 

ホテルからてくてく歩いて中華街へ。

中華街と言っても、横浜のみたいに観光地化されているところではなく、本当に中国人が暮らしている居住地域って感じで、面白い!

ここは中国か!?というくらい、散髪屋から電気屋、多種多様なお店が並んでいる。

 

私が今週選んだのはここ。

多好茶室。

https://g.co/kgs/mCs7vJT

 

しょっぱなから容赦ないと思います。

飲茶に行くっていうから、喜んでジャケットきてワクワクしていた夫可哀そう。

うちの夫って、長野県のマツタケ小屋ですら嫌がる人だからね・・・なんかレストランは清潔でトイレとかもちゃんとしてないと嫌みたい。

 

※長野県のマツタケ小屋は、マツタケの時期だけ現れる季節営業の飲食店。ビニールハウスのなかで、ひたすらマツタケを食べる。トイレは簡易トイレのことが多い。

 

逆に私は清潔でちゃんとしているレストランが嫌いなんです、ええ、たぶん。

嫌いというか、そういうところはどうでもいいというか・・・。

特に中華なんて洒落て食べるものでもないだろう、と思ってる。

 

席は相席で、おじいさんが一人で腓骨飯食べてる円卓に座ります。

テーブルは拭いてないので、飲茶で出てきたお茶でナフキンを湿らせて自分で拭く。

 

そっけないメニューが置いてあったので、適当に上から二つ、お肉のシュウマイと、エビの水晶餃子を注文しました。

これが美味しい。こんな美味しい中華、久しく食べてない、と私は感動しきり。

 

日本人はよく、日本の中華が一番おいしいとか言うけど、それは「日本人の舌には」の話であって、私の感覚とは全然合わない。

私はこういう中華のほうが断然好き。

 

あとはおじいさんが食べてた腓骨豆鼓蒸しと、大根餅と、鶏飯食べました。

この店、店員に英語も北京語も通じないっぽいのがまずハードル高いんだけど、「イーガジーファン」と叫んでみたら、ちゃんと通じた。

その時、相席してた中国人たちが「げ、こいつ中国語できるんかい」という感じで、一瞬静かになったのが面白かったな。

本当は鶏飯の数え方はいっこにこではなく「份 fèn」みたい。

私、大学の専攻中国文学なのよね。

大昔すぎて忘れたとはいえ、まったく知らないのと、齧ったことあるのとは大違い。

語学はやっておくものよ。

君はそんなに英語出来るのに、忘れれるなんてちょうもったいない。

その鶏飯はジャスミンライスみたいのが使われていて、甘辛い中華ソーセージも一片乗ってたな。ラオスのソーセージにちょっと似ていた。

 

客層は地元のお年寄りのみ。

おそらく中国人ですら若い人はこういうレストランに寄り付かないんじゃないかな。

 

お茶はつい先月久しぶりに飲んできたウズベキスタンの「青茶」に似てた。

だんだん濃くなっていくのが素晴らしかった。

 

お会計はふたりで31ドル。

この町に来て初めて安いと思えた食事だったかも。

 

大満足の飲茶体験だったので、週に1回は必ず中華街に通おうと思った次第です。

ああ、でも新宿の「上海小吃」で上海ガニが食べたかったな。。

 

中華街に蟹はたくさん売ってたけど、それはブルークラブに見えた。

上海蟹、探してみようかな。

 

君らは何か美味しいもの食べましたか?

カルボナーラと水餃子の写真は見たよ。

 

夢のカルフォルニア

ちょうど10年前、私はアメリカ東海岸ヴァージニア州に住み、「カルフォルニア・ドリーミング」的なタイトルのブログを書いていた。

 

君は知らないと思うけど、有名な歌があるの。

寒空の下、カルフォルニアを夢見る、、、という。

ママスパパスという人が歌ってたらしいんだけど、そんなことは私も知らなった。

私はウォンカーアイ監督の「恋する惑星」という映画でこの曲を知った世代だからね。

私は大学の専攻が中国文学だから、中国系の本を読み、中国映画をかなり見ていたわけ。

(当時日本では全く無名だった残雪とかノーベル賞候補になってびっくりした)

でもどちらかといえば、台湾、香港映画のほうが好きだった。

なかでも好きなのがこのウォンカーアイ監督。

映像がとにかくおしゃれなの、クリストファー・ドイルという「西洋人」が撮ってるからね。

そしてそのおしゃれな「恋する惑星」のなかで、日本のトレンディドラマのようなタイミングでこれが流れるわけよ。

 

とにかくブログのタイトルはその曲からとった。

別にカルフォルニアに住んでみたいなどと大それた望みを抱いていたわけではないけれど、あっさり夢の自覚すらなかった夢は叶い、今回サンフランシスコに引っ越すことになった。

 

10年前観光で来たきりの街だけど、この美しい街に住めるなんて、無上の幸せというほかはない。(L.A.ではなかったけど、それはどうでもいい。というかむしろサンフランシスコのほうがいい)

 

今日で日本を経ってからちょうど十日経つ。

この町のスワン・オイスター・デポというところで、食事をしていたら、いきなりこの夢のカルフォルニアが大音響でかかって、ブログのこと思い出した。

忘れないうちに備忘録、兼、残してきた君たちへの手紙を書かなきゃ。

 

11/27、11時半うちのNvanに段ボール6個スーツケース二個、キャリーバック等を乗せ、出発。

2時間ほどで成田空港第一ターミナル到着。その他の荷物9個はクロネコヤマトで空港に送ってあった。全部で1万円ほどだったかな。

ちなみに24時間以内の駐車の場合、成田空港駐車場は予約できないらしい。

車はそのまま「友人」に引きとってもらう。ありがたい。

超過料金6万円を払い、夫とスタバへ。

学校のママ友3人にスタバのドリンク券をギフトでいただいたから、消費。

期間限定の甘ったるいベリーなんとかって飲み物を生まれて初めて飲んだ。

こういうのんだら死ぬと思っていたけど、慣れたらシェイクみたいで美味しかった。

慌ただしく出国手続きへ。

 

ANA便、20分遅れ。ラウンジでうどんなど食べる。

最近、QRコードで注文できるのよね。

https://www.ana.co.jp/int/checkin/lounge/pdf/hnd_nrt_analounge_drink.pdf

手土産の萩の月と、洗顔料を買う。

 

ANAのビジネスは漫画喫茶のようなキャビン型、完全独立個室型の座席で、夫とは並んで座れない。でも快適。

www.ana.co.jp

 

フライトはたった9時間半・・・トルコに慣れていると、短く感じる。

この前ウズベキスタン行きで途中まで見た「異人たち」という映画の続きを見たあと、ガガのコンサート映像を大音響で見る。これ、相当の音漏れ公害だと思うけど、完全個室だからできる技。西武球場に見に行ったけど、私、遅刻して前半1時間見逃しているのよね。あー、もったいなかった。

 

食事は夜洋食、朝和食にしてみました。

https://www.ana.co.jp/int/inflight/guide/pdf/202412/nrt_sfo_nh008_c_202412_m.pdf

 

着いたら、まあ、海外の洗礼なんだけど、「外交レーン」と言ったつもりなのに、デカい黒人の係員に激込み通常レーンに案内されたわ。

私、見た目で舐められやすいのよね。小物にしか見えないというか。

だったらもっと英語上手いとか、シャキッとしゃべるとかすればいいのに、それもしないから、頻繁にこんなめにあう。

良くないなあ、反省。

 

前、アシアナ航空では、ビジネスクラスのチケット持ってるのに、やっぱり「あなたはこっち」とエコノミーに誘導されたっけ。

「なんでそう思った?」って聞くまでもなく、「ビジネスクラスに乗る人間には見えなかった」ってことなのよ。

残酷過ぎない?!

これが生まれてこのかた、なんじゅうねんも延々と続いてるのよ。

気が滅入る、というか、無駄に生きづらい。

これじゃあ、あんまり無条件に人類を愛する気にはならないわね。

だからヒトラーとかスターリンとかナポレオンとかみんなチビなんだわ(飛躍)

 

荷物受け取るのが、まあ、大変。

15個ある荷物を4つのカートに乗せる。行商人のよう。

空港職員が怪しんで近寄ってきて、「これは売り物か?」と質問してきた。

今日この地に引っ越してきたのだと説明すると、結局男性職員のほうが少し手伝ってくれた。。優しい人だった。ありがとう。

(本当は3ドル払うとお手伝いきてくれるらしい)

 

出国すると、そこには領事館職員と運転手二人が迎えに来てくれていた。

運転手さんはハーフの元ガイドらしくて、日本語ほぼ完ぺき。

 

とりあえず前任者の家に荷物を置かせてもらう。

ベイブリッジの見える、素敵なお家。

リビングにはイーゼルだけが置いてある。

彼は日曜画家らしい。

ただ、狭いのでここを仮住まいとして、すぐ引っ越すことになりそう。

会議室みたいなところで、前任者のお手製のサンドウィッチと水筒のお茶を飲み、マンションの共同施設を見せてもらう。

なんだろう、手作り出せるって相当自分に自信があって相当倹約家なのだろうな、とは感じました。

昨今他人が握ったおにぎり食べられる人が半数くらいになっているので、私は同じ立場になったとき、手作り品は出さないようにしたいかな。

来た時くらいはその人が食いたいものをおごってあげるのが私の理想。

 

ラウンジはもちろん、プールからジムからシアタールーム、プリンターなどを備えたオフィスまであって、便利そう。

 

その後はホテルにチェックインして、領事館であいさつ回り。

領事化は見晴らしが良いビルの21階を全部貸切ってます。

会議室が一番眺めがよくて、夫の部屋からもちょっと海が見えた。

ただ私、この時点で凄い眠いし疲れてます。

要は、徹夜状態ですもの。

 

そこから頑張って3時ごろヴェライゾンに連れて行ってもらい、携帯番号ゲット。

現地職員の方と、米大の時の、クリスマス会の話してたな。

夫は顔がバカデカいからストッキング相撲で優勝したの。

あと、武官連中が股間にハンドベルつけて下着姿で演奏した出し物が面白かった。

普通に面白かったな、あそこのクリスマス会。(今でもやってるのかしら)

 

1時間くらい待って、電話は無事開通、これで安心。

この前もウズベキスタンで電話番号開通してしまったけど、もう、一番のライフラインよね。

ウズベキスタンなんてたった3ドルくらいで開通できるから、やったほうがいいわよ。(日本からWi-Fi借りると18000円とか言われた)

 

5時ごろから1時間ほど寝て、7時からダウンタウン住みの領事館職員と歓迎?飲み会。

ヴェトナム料理屋でした。好きなバンセオとか食べた。

驚愕の値段だけど、こんなのまだまだ序の口だった。

確かにこの町だと誰かに飯奢るのも躊躇するかな、ケチな人なら。

 

とりあえず長い長い移動日はこれで終わり。

 

そして翌28日はひたすら寝続ける。

夕方ごろ、近くのセイフウェイに行き、サラダとチーズとラズベリーを買い込む。

実にセイフウェイに行くのも10年ぶり。

それだけで5000円くらい吹っ飛んで、また驚愕。

 

29日はマーク・カトウさんのお家にご招待。

キシモリ氏、クロイワさん、と我々夫婦。

気持ちの良いお庭付きの素敵なおうち。

ひっきりなしにハミングバードやリスが遊びに来るのが素敵。

 

加藤氏はフランクかつフラットな人で、人気あるのわかるわ。

HP出身のカリスマ営業マンで、今は地元の名士になっている。

奥様もかわいい人。(前任者の方がインドネシアの外交団からもらったらしき人形やコピ・ルアックコーヒーをそのまま流用して手土産にあげてた。ジャコウネコの体内で発酵させるコーヒーだよ。君のあこがれだろうね。)

ja.wikipedia.org

この時、夫にニックネームを付けたほうがいいとういうことになり、たけしなので、ケーシーにしたらと提案された。

 

海外に行ったからって日本人がアメリカ人みたいな名前つけたりすることにすごい抵抗あったけど、単純にそのほうが覚えやすいそうで。

アメリカかぶれしやがって、内心顰蹙してたのは検討外れだったようだわ。

 

覚えてもらえなかったり、忘れられたりするよりは自分の名前を簡単にしてあげたほうが親切よね。

 

じゃあ、ケーシーでいいと思う。

 

私の名前は短いので、小細工しなくても大丈夫そう。

ちなみに中国語だと「マーシー」になるんだけどね。

大学の中国語の授業でそう呼ばれるのも嫌いだった。

田代まさしみたいじゃん。

 

ちなみに君の名前はロシア人以外、殆どの外国人が発音しにくいようにあえて「つ」を使ってるんだよ。

私もあまのじゃくね、国際人に育てるなら、ジョージとかにケンとかにしてあげれば良かったよ。

 

30日はホテルから近いフェリービルディングに遊びに行ってクリッパーなるカードを入手。早速それを使い、フィッシャーズワーフまで行き、ブーディンでクラムチャウダーを食べる。こってりして美味しい。

 

夜は総領事公邸でディナー。

見晴らしの良い、すごい豪邸。数年とはいえ、こんなところに住めるのは羨ましい。

公邸のお料理は和テイストのフレンチで、おいしかったです。

DCの典型的な和食とはまた違う、カルフォルニアらしく軽い感じというか。

エポワスというチーズを出していただいたり、総領事にお茶をたてていただいたりしました。

とてもいいご夫妻で我々はラッキーだ。

 

12月1日も爆睡の挙句、3時ごろ、またフェリービルディングのhog oysterで食事。眺めもいいし、カキは美味しいし、最高だった。ここのクラムチャウダーは美味しい!

 

12/2は夫が初出勤。私は暇なので、午後に起きだしてpier39あたりをうろうろ。

時差ボケが治らないというか、直す気がないというか、日本時間で生きている感じ。

10年前と同じようにアシカを見たりしたけど、ずいぶん数が減っている気がした。

でも幸せすぎて、夕日を見ながら泣けてくる。

こんな幸せだと思ったのは、人生で10回もないと思う。

いつかは帰らなくてはならないのがもう今から辛いくらいだわ。

一日も無駄にしないようにしなくては。

 

夜はジョーンズグリルでステーキ。

ステーキよりも、前菜のビーツのサラダがおいしかったな。ムール貝はほとんど悪臭と言っていいくらい臭かったけど、それはよかった。

日本の外食とかよりは断然好き。

本物な味がする。

私、日本の外食が(和食以外も)一番食事美味しいという人とは、完全に味覚が合わないと思う。

和食はそりゃ世界で一番おいしいけどね。

あと、焼肉と刺身はいいと思う(切ってあるだけだから)

 

12月3日はサンフランシスコ外交団婦人会のイベント初参加。

デヤング美術館でパヴィアの戦いのタペストリー展を見学。

学芸員の人の話が全く分からなくて深く深く落ち込みました。。

なんでこんな英語できないのかな。

これでも前回3年半もアメリカに住んでいて、一応コミュニティカレッジとか通って頑張ったんですけどね。

何度やっても英語って忘れてしまう。ほんと情けないわ。

 

ランチは美術館内のカフェで。シザーサラダ。量がちょうどいい。(多分普通の日本人には多い)

 

そのあと、一人で美術館を見学したんだけど、ギリシャの奴隷女というアメリカ人彫刻家の作品に目が留まった。従軍慰安婦少女像とかの原型はコレじゃないかしらね。ギリシャ独立戦争でトルコ軍の奴隷となった少女像。イギリスの万博でも披露され、サンフランシスコの広場でも大々的に展示されてたとか。要はトルコという「蛮族」に西洋人が奴隷化された、なんたる屈辱、許せん、みたいな感情を煽る作品じゃなかったのかな、と邪推してしまったのだけど。

ja.wikipedia.org

 

日本とトルコは相思相愛の友好国なんだけど、ロビー活動が下手くそで、欧米から誤解されっぱなし、叩かれっぱなし、近隣国とは仲悪い、という共通項を持っているからこそ慰めあってるような気がいつもする。

それこそ、隣だったら大喧嘩だと思うよ!

 

夜は大川財団の表彰式&ディナー。夫が初めてスピーチしてた。

「妻のあやと先週当地に参りました」とか言ってて、びっくり。

私のことなんてどうでもいいじゃんね。

夫と一緒に、私もやたら紹介されるし、写真撮られるし。。

ほんとカップル文化なんだなー。

ニッコーホテルのステーキディナー美味しかったし、正直ジョーンズグリルよりおいしく感じましたです。

(肉なかのアミノ酸が多いっていうのかな)

 

行きは公用車だったけど、帰りに噂の無人走行車waymoに乗ってみる。

助手席に乗せてもらったんだけど、勝手にハンドルがくるくる回って、ジャガーが走る!

凄すぎて大興奮。私、免許ないんだけど、これもう逃げ切れるんじゃないかしら。

自動運転時代が来るはず!

 

12月4日は領事館のゴトウさんの奥様がホテルに遊びに来てくれた。

この人、ラインから察するにめちゃくちゃ仕事できるんだろうなって感じ。

イベントの取りまとめ係を仰せつかったけど、私、君と一緒でADHDの気があるから困ってしまう。

できないと思うんだ。

できないのに請け負うと、人に迷惑かけるからほんとヤダ。

でも逃げてもしょうがないから、やるしかないという。

えーっと、用件は全部ラインで書いてください。

目で見ないとすべて忘れる。

目で見てもすぐ忘れるんだけどね。どうすりゃいいのよね。。

 

昨日大川財団にいただいた源吉兆庵の和菓子を一緒に食べる。

アメリカにも店舗があるのってすごい。

ここ、夏に銀座店でホタル見たところじゃないかな。。。

 

12月5日、われらが総領事夫人ミサオ様の日本町ツアー。

カブキホテルに始まり、日本町リトルフレンズ、折り紙屋さんなどを見学。

折り紙屋は日本でも見たことないって、みんな感心してたけど、私、日本でも御茶ノ水の折り紙会館とか行ってたから、特段の感興は無しかな。

というか、日本の折り紙となにか違うように感じた。

カーブが多いというのかな。

直線的に折られてないというか。

あと、北斎ののれんを広重と説明してたのが気になってしまったよ・・・。

ごめん、細部に拘泥してしまうたちで。

 

このツアーのハイライトはあの「江戸政」でのランチがついてきたこと。

生つくね騒動で閉店してしまった江戸政がなぜかサンフランシスコに移転したの。

ここ行きかったんです!!!素晴らしい。

そしてめちゃくちゃ美味しかった。

ちなみに、最近、名前を変えて、日本でも復活しているらしいです。

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12月6日、メトロポリタンクラブにて、外交団婦人会のクリスマスランチョン。

素敵な会場、素敵なランチ。(本来、75ドルを補填ありで60ドル)

日本人の参加者は多くて、3人居たかな。

そして私はなぜか初対面の日本人美女に「現地職員の方ですか?」と無邪気に聞かれてしまうという。

え?このグループってほとんどが総領事夫人、日本以外はだいたい次席夫人まで、要は現地職員は入れないはずよね?

なんで現地職員だと思ったよ??

 

まあ、それ自体は他意はないのだろうけど、要は「アナタは次席夫人には見えません!」ってことよね。

 

どうにかならないかね、この小物感・・・いや、別に中身小物だから小物に見られても全然いいんだけど、たぶん富永愛みたいに私が身長175cmとはいわないまでも、160㎝でもあったならば誰にもここまで舐められなかったと思うんだよね。

つまり、アジア人差別というより、身長差別なのよ。

顔面差別でもあるかな。(絵にかいたようなモブ顔です)

てか私自身はもうとっとと老人にでもなる以外、この悲しい宿命から逃れるすべはないんだろうな。

 

君、聞いているかい?

だからちゃんと成長ホルモン注射は忘れずに打つんだよ。

チビでいいことってなにもないよ。男子ならなおさら。

 

そして私は人を外見で決めつけたりしないよう、肝に銘じるわ。

オータニさんの「身長の高い女性が好きです」発言ですら多少むかついたもの。

私、野球に興味ないし、オータニなんてよく知らないけど、「チビは恋愛対象として眼中にない」という含みを持たせた発言をわざわざすることもなかろうよ。

これ一歩進んで、「肌の白い女性が好きで、黒人は絶対嫌です」なんて言ったら、おそらくアメリカでは犯罪なのにね。

とにかく身長とか、肌の色とか、性的指向とか、生まれ持ったもので、変えようのない事で人を選別するなっつーのよ。

 

食事は美味しくて、隣が同業者のアンネとの日本語だったので会話は楽だった。

これから家探ししなきゃなんだけど、アンネみたいにカストロに住むって手もありかなーと思ったり。

織田裕二が家持っているとか言うじゃない?(アレはデマ?)

 

あと、プレゼント交換で、イタリア次席夫人?のやかんが当たって、うれしかった。

まさにほしいものが欲しい瞬間に当たるという!

飛び跳ねて彼女に抱き着いてしまったわ。

私のプレゼント、、とりあえずなぜか手荷物で持ってきてた、謎の銅皿で申し訳なかったな。

もう少し実用的なものをお渡しすればよかったんだけど、まだまだホテル住まいなのでね。荷ほどきしてないから何もなかったのです。

ごめんね、ルーマニアの方・・・。

 

12月7日、朝からスワン・オイスター・デポに行ってみる。

https://g.co/kgs/HbnEPVK

1時間くらい並んでクラムチャウダー、カキ12個、シチリア風刺身、ミックスシーフートサラダを食べる。

雰囲気は良くて、美味しいけど、会計200ドルの価値はあるのか・・・微妙。

買ってきて生で食べれば済む話のような気がしてしまう。

だいたい、エビのカクテル食べたんだけど、異様にしょっぱくて、背ワタとかもとってないのね。

それって普通なの?!

3万5000円払ってこれかよ、ってホント思っちゃうけど、なんかお店の人たちは二人で5000円くらいの店の感覚のまま営業してそう。

実際、バブルのころなんかそういう感じだったのかもしれないし。

前回我々が居た10年前ですら、二人で1万円くらいだったわけで。

なんという、物価上昇・・・。

勝手に日本経済が停滞・凋落したのが悪いのだけど。

 

ざっとここ十日の出来事を書くとこんな感じでした。そちらはどうでしょうね。